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「座敷わらしとの約束」

平成14年10月10日。突然、目の前に現れた座敷わらしと私は約束を交わしていました。はじめは一体何が起きているのか「私は何をすればいいのか?」不安になりました。その頃、私は会社を経営していました。お金や名声、欲望のために寝る間を惜しんではバリバリ働いたのです。あの頃の私は目に見えるものしか信じられませんでした。そんな私となぜ?
彼らは気まぐれにやってきては無邪気に「約束は?」「約束は?」と繰り返しました。忙しいふりをしては視界に入る彼らを無視し続けたこともあります。しかし彼らの存在は、私がすっぽり包まれてしまうほどとても強いエネルギーで、無視しようものなら自分が自分でないような感覚になりました。私は自分に起きた体験に「嘘」はつけませんでした。だから日に日に、とても苦しくなったのです。
彼らは臆病な私を私以上に理解していました。だから「私に出来るわけが無い」という言葉は、誰のものでも無く私自身の自信のなさから沸いてくるものでした。
頭の固い私に、彼らは根気よくヒントをくれました。私は半信半疑なまま「内なる声」を信じてみようと思いました。「信じる心」・・・人は自分の信じたものだけを見るのです。私がその考え方を少しずつ受け入れた頃から現実は変わり始めました。
私は、幾度も困惑し葛藤しながらあらゆるものを手放し続けました。それは自分の力を信じるための時間だったのかもしれません。座敷わらしと出会ってから数年で、仕事もプライベートもすべてが変化を遂げていきました。私におきた変化と奇跡は、皆さんにも起こると伝えられました。私の役割とはその変化の過程と奇跡を皆様方とわかちあうことに違いありません。  
平成20年4月 吉日

横山正美



1964年生れ。2男1女の母。平成5年8月、先天性心疾患にて生後8ヶ月の長男が他界。悲しみに明け暮れる中2人の子を連れ離婚。脳腫瘍の疑いで入院。「命の時間」を痛感し奮起一転。女性起業家として世界中を飛び回る、ハードワークを心配した友人からある治療院を紹介される。その壁にかかっていたオーブ写真を見てすぐさま伝説の座敷らしに会いに平成14年8月岩手県「緑風荘」を訪れる。直後、海外出張で訪れたイスタンブールのジプシーのおばあさんに「あなたは子供に囲まれて仕事をする」と預言される。帰国後、体調を崩し自宅療養中10月10日座敷わらしと遭遇。「愛の約束」を交わすことになる。「約束」からわずか2ヵ月後、スピード再婚。ジプシーの予言どおり一男をもうける。まるで座敷わらしの約束を果たすべく医療経営コンサルタントとして病院改革に携わることになる。「統合医療推進プロジェクト」を発足。大学院で心理学を学びながら児童養護施設心理士として虐待をうけた子供たちの心のケアーを受け持つ。平成19年、前橋工科大大学院システム生体情報工学科へ移籍。自然界のもつ「1/fのゆらぎ」と脳波の科学的研究開始。現在、夫と二人で横山総合施術院(http://www.y-kenko.com)にて「母と子の幸せのメソッド」に日々奮闘中。また3人の子育てに追われながら歌やコンサート、絵本や著書などを通じて「座敷わらしとの約束」は現在も進行形。